子どもたちは,自分にあったスケジュールを,お父さん・お母さんに組み立てもらいます。順番にそって活動をやり遂げることで,<頑張ったら報われる>経験を積みかさねましょう。スケジュールを活用することで,次はどんな活動に取り組むべきかを自分で判断できるように基礎的な力を育んでいきます。
スケジュールを活用しましょう!
スケジュール活用はとっても大切。
たすくでは,スケジュールを子ども達に必須のツールの一つとして重要視しています。これまで,独自に開発した「With スケジュール」
を活用して,「数枚の絵カードを使ったスケジュールや,1時間・2時間といった時間の感覚を伴ったスケジュールに応じて活動する」,「休憩時間の活動を選択して行動する」など,子ども達の生活に生かせる指導を積み重ねてきました。
そして,「With スケジュール」を携帯し,使いこなせるようになった子ども達が,ICT機器を活用し,大人になっても自らスケジュールを管理することができることを目指し,「たすくスケジュール」の開発を進めてきました。「たすくスケジュール」は,多くのユーザーの皆様からのフィードバックを受け,必要な機能を搭載し,更に使いやすくなりました。ここでは,段階を踏んだスケジュールの指導方法の一例をご紹介します。多くの子ども達が,スケジュールを携帯し,使いこなす力を付けるためにお役に立てれば幸いです。

自分の要望を取り入れながら適切なスケジュールを,ご家族と一緒に組み立ていきます。
2時間程度の時間枠で全体を捉えて,活動と休息のバランスをとってスケジュールを組み立てられます。これにより,活動のメリハリを意識して主体的に暮らすことができる力を育んでいきます。

自分の役割と地域生活で起こる様々な状況の変化に応じて,スケジュールを調整しながら立てていきます。たすくスケジュールは利便性を最大限に活用して,気軽に,楽しみながら,スタイリッシュにスケジュールを管理することができるツールです。社会人になって,ICT機器を使いこなせるように,子どもの時からスモールステップで学べます。
